LK-530・LK-520・LK-330の違いは何?わかりやすく解説
ピアノ教室に通うほどじゃないけどちょっと趣味でピアノが弾けるようになりたい、
という人に人気なのがカシオの「光ナビゲーションキーボード」です。
いわゆる光るキーボードと言われるもので、
・LK‐530
・LK-520
・LK-330
といった機種がありますが、それぞれにはどういった違いがあるのでしょうか?
LK-530・LK-520・LK-330の違い
LK-530はLK‐520の後継機種で、
細かい部分の違いだけで機能的な違いはほとんどありません。
LK‐330はLK‐530・LK‐520とは系統が違う機種ですから、
機能的にも違いがあります。
3機種に共通するのは
・鍵盤数(61)
・光ナビゲーション機能
・ステップアップレッスン機能
・らくらくモード
・自動伴奏機能
などで、それ以外の部分で細かい違い、大きな違いがあります。
機能面の違い
3機種の機能面の違いとして挙げられるのが「音色数」です。
アコースティックピアノは当然ピアノの音色しか出せませんが、
電子ピアノやキーボードではピアノ以外の楽器の音色も出せます。
例えばオルガンやエレクトーン、シンセサイザーなどの音色も出せるので、
一台で色々な楽器を演奏する気分が味わえます。
LK‐530とLK‐520は600種類の音色が出せますが、
LK‐330の音色は400種類で先の2機種に比べると少ないです。
タッチレスポンス機能
3機種ともタッチレスポンス機能が付いていますが、LK‐530とLK‐520では
タッチレスポンスが3種類なのに対してLK‐330では2種類となっています。
タッチレスポンスは鍵盤を押す力加減で音の強弱が変わる機能で、
アコースティックピアノの練習用として使う場合には必要不可欠な機能です。
ただアコースティックピアノのタッチレスポンスはLK‐330にも付いていますから、
ピアノ練習用と考えている場合は特に気にしなくて大丈夫です。
エフェクト
LK‐530・LK‐520とLK‐330の機能面の大きな違いとしては「エフェクト」が
挙げられます。
LK‐330のエフェクト機能はリバーブが10種類のみですが、LK‐530・LK‐520には
・リバーブ20種類
・コーラス10種類
・DSP
・マイクエフェクト
・マスターEQ
という機能も備わっています。
単純にキーボードを演奏するだけならLK‐330でも十分ですが、
音に色々な効果や変化を付けたい場合はLK‐530・LK‐520がおすすめです。
内蔵曲数の違い
鍵盤が光って演奏をナビゲートしてくれる内蔵曲の数にも違いがあり、
LK‐530とLK‐520の内蔵曲は200曲で、LK‐330の内蔵曲は120曲です。
内蔵曲の種類も違っていて、
LK‐530・LK‐520はクラシックや童謡に加えてJ-POPも内蔵されています。
LK‐330はクラシックや童謡が中心で、
アニメソングやポップスも内蔵されていますが数が少ないです。
LK‐530とLK‐520では内蔵されている曲目が違う
LK‐530とLK‐520は内蔵曲数は同じですが、
発売された時期が違うため内蔵されている曲目が違います。
LK‐530は2023年発売なので、
・新時代(Ado)
・ミックスナッツ(official髭男dism)
・きらり(藤井風)
・ダンスホール(Mrs.GREEN APPLE)
といった2021年から2022年のヒット曲も内蔵されています。
LK‐520は2021年発売ですから
・夜に駆ける(yoasobi)
・炎(LiSA)
・Lemon(米津玄師)
・猫(DISH//)
など2020年頃までのヒット曲が内蔵されているのです。
LK-530とLK‐520は曲追加が可能
LK‐530とLK‐520については内蔵曲を追加することが可能ですが、
LK‐330は曲追加ができません。
「ソングバンクプラス」という専用スマホアプリで曲を購入することで、
キーボードに曲を追加することができます。
ソングバンクプラスには随時曲が追加されており、
・アイドル(yoasobi)
・第ゼロ感(10-FEET)
・美しい鰭(スピッツ)
・唱(Ado)
といった2023年の話題曲もキーボードで弾くことが可能となります。
本体サイズの違い
LK‐530・LK‐520とLK‐330では本体サイズも違います。
LK‐530・LK‐520のサイズは以下の通りです。
・幅 930mm
・奥行 258mm
・高さ 84mm
・重さ 4.6kg
LK‐330のサイズは
・幅 930mm
・奥行 256mm
・高さ 73mm
・重さ 3.4kg
で、僅かですが奥行と高さが小さく、軽くなっています。
まとめ
カシオの光るキーボード3機種の違いを紹介しましたが、
LK‐530とLK‐520は内蔵曲目が違うぐらいで機能的には変わりません。
LK-330は機能が少し絞られており、
内蔵曲もクラシックや童謡中心なので子供のピアノ練習用といったところです。
LK‐530とLK‐520はJ-POPのヒット曲も内蔵されていますから、
ピアノ練習用としてはもちろん大人が趣味で楽しむのにも向いています。