エピフォンの中国製ギターの評価は悪くない!

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エピフォンの中国製ギターの評価は日本製やアメリカ製と比べて良い?悪い?買っても大丈夫?

比較的低価格ながら一定以上の品質がある初心者向けのギターブランドとして
「エピフォン」が挙げられます。

エピフォンのギターには中国製・日本製・アメリカ製がありますが、
エピフォンの中国製ギターは日本製・アメリカ製に比べてどうなのでしょうか?

 

初心者がエピフォンを使うなら中国製一択

良し悪しはともかくとして、これからギターを始める初心者が
エピフォンを使いたいと考えているなら「中国製一択」です。

トルコ出身のギリシャ人がアメリカ・ニューヨークで弦楽器の工房を開いたことに
端を発して、1928年に社名がエピフォンとなってギター製造を始めます。

1928年からギブソン社に買収されるまでの約20年間のエピフォンは、
ギブソンと並ぶギターの一流ブランドでした。

1957年にギブソンに買収されて、1970年代に入ると生産拠点を日本に移します。

ギブソン社も買収されたことで、日本に生産拠点を移した頃からエピフォンは
「ギブソンの廉価ブランド」としての役割を担うことになります。

1980年代に入ると生産拠点を韓国に移し、
2004年には中国の自社工場に生産拠点が移り現在に至ります。

アメリカ製のエピフォンは1970年代頃までしか作られておらず、
日本製エピフォンも1980年代までです。

現状比較的安価で新品が購入できるエピフォンは全て中国製で、
これからギターを始めるのにエピフォンを選択するなら中国製一択なのです。

なお親会社のギブソンは、中国のほか米国テネシー州ナッシュビルなどにも工場があります。

 

アメリカ製・日本製のエピフォンは高額すぎる

フリマサイトなどで探せば、アメリカ製や日本製のエピフォンを購入できます。

ただどちらもヴィンテージ価格で非常に高額となっており、
初心者が初めて使うギターには適しません。

一流ブランドだった時代のアメリカ製エピフォンは特に高額で、
1本数百万円といった価格になっています。

日本製エピフォンはそこまで高額ではありませんが、安いものでも1本10万円以上、
高いものだと数十万円します。

フリマサイトでは比較的安価な日本製エピフォンが出品されていますが、
当然ですが全て中古品です。

価格が安いものほど程度も良くありませんから、程度が良くない中古品を
買うぐらいなら中国製の新品を買う方が実用的と言えます。

エピフォンのギターを「資産」と考えるなら高額なアメリカ製・日本製を買うのも
アリですが、実際に使うなら中国製一択です。

一番音が良いのは日本製だが・・・

実際に音楽をしている人が言うには、
エピフォンのギターで一番音が良いのは日本製とのことです。

YouTubeにエピフォンの中国製・日本製・アメリカ製を弾き比べた
(英語の)動画があり、実際に音の違いが確認できます。

音が良いなら中国製より日本製と思うかもしれませんが、
先にも書いたように新品の日本製エピフォンを手に入れることは難しいです。

中古品だと程度の良いものは高額ですし、
高額だからと言ってその価格に見合った音が出るとは限りません。

新品で良い音の出る日本製エピフォンが手に入れば良いですが、
これからギターを始めるなら新品の中国製を選ぶのがベターです。

 

エピフォンの中国製ギターの評判は悪くない

アマチュアを始めとするギタリストの中には「中国製」と聞くだけで眉をひそめる人も居ますが、
エピフォンの中国製ギターのそれほど評判は悪くありません。

元々エピフォンは自社工場を持っておらず、製造を外注するOEMでした。

そのため個体差が激しく、安価なモデルで高品質なものもあれば
高額モデルでもあまり良い音が出ないものもあったのです。

現在は中国の自社工場でエピフォンブランドのギターのほぼ全てを作っており、
品質はほぼ均一となっています。

自社工場なのでクオリティチェックも厳しく、
安価なモデルでも造りがしっかりしていて音も悪くありません。

ギブソン傘下になってからのエピフォンは評価が下がる一方でしたが、
拠点が中国の自社工場になってから持ち直したというのが一般的な評価です。

 

一生同じギターを使う必要は無い

エピフォンの中国製ギターを否定しているのは、
「ギターは一生もの」と考えている人です。

最初に高額なギターを購入して、
それを補修したり改造したりしながらずっと使っているというケースもあります。

しかし一生同じギターを使わなければならないわけではありません。

初心者の内は安価なギターを使って、ある程度上達したら少し高額なギター、
プロ顔負けまで上達したら高額なギターに買い替えれば良いだけです。

これからギターを始める初心者が、一生ギターを弾き続けるとも限りません。

途中で飽きて止めてしまうケースの方が多いぐらいですから、
いきなり一生ものの高額ギターを買うのはもったいないです。

 

まとめ

エピフォンの中国製ギターの評価は決して低くありません。

むしろ中国の自社工場で作るようになってからは、
以前よりも品質が均一化されて評価が上がっているぐらいです。

ギターに限らず楽器は個体差がありますから、
実際に弾いてみないことには音の良し悪しは分かりません。

またギターはメーカーによって多少形状なども違いますから、
自分のフィーリングに合う合わないもあります。

初心者がギターを購入する場合は、
楽器店に足を運んで実物を触って確認するのが一番確実です。

音は店員さんに弾いてもらって確認してみてください。

 

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