コルグの電子ピアノの評判と特徴をまとめてみた

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コルグ(KORG)製電子ピアノの革新的な評判と特徴について

趣味や練習など家でもピアノを弾きたい時に便利なのが「電子ピアノ」で、
電子ピアノの大手メーカーの1つが「コルグ」です。

ではコルグの電子ピアノはどういった特徴があるのか、
実際に使っている人の評判はどうなのかなど詳しく見ていきましょう。

 

コルグは日本の楽器メーカー

「コルグ」というブランド名から海外メーカーと思われがちですが、
コルグは日本人が日本で創業した日本の楽器メーカーです。

1960年代に世田谷区で創業

1963年に東京都世田谷区で「京王技術研究所」という社名で創業、
1987年から現在の「コルグ」という社名を使っています。

第一号の製品はリズムマシンで、
1970年には国産で初となるシンセサイザーを完成させています。

他の楽器メーカーはアナログ楽器も手がけていることが多いですが、
コルグは創業当初から一貫して電子楽器を製造する楽器メーカーです。

1980年代に入って経営不振に陥りますが、
同じ国産楽器メーカーであるヤマハが資本参加することで経営を再建しました。

現在はコルグとヤマハに資本関係は無いようですが、ヤマハから部品を調達していた
ので一時期はコルグ製品にヤマハの強い影響が見られたこともありました。

 

電子楽器のプロフェッショナル

コルグは生ピアノを手がけたことが無いこともあって、「生ピアノを作っていない
メーカーの電子ピアノ」と若干批判的に見られることがあります。

反対に創業から一貫して電子楽器を手がけており、デジタルを知り尽くしているからこそ
質の高い電子ピアノが作れるという好意的な意見も少なくありません。

 

コルグの電子ピアノの特徴

コルグの電子ピアノの特徴として挙げられるのが「機能がシンプル」ということです。

他メーカーの電子ピアノには、音色がピアノ以外の楽器に変えられたり、
DJプレイのようなエフェクトが加えられたりする機能が備わっていることがあります。

また内蔵されている楽曲の自動演奏、光った鍵盤を押すことで
簡単に演奏ができる機能、段階を踏んだ練習機能なども備わっています。

 

シンプル機能は使いやすさに直結

コルグの電子ピアノにはピアノ演奏以外の機能はほとんど無く、
録音機能ぐらいしか搭載されていません。

機種によっては内蔵曲の自動演奏や低音域にベース音を加えることが可能です。

多彩な機能が備わっていても使いこなせないことがほとんどですし、
最初に興味本位で使った後は全く使わないということも多いです。

機能が絞られていて、ボタン操作で迷うといったこともないので使いやすいと評判です。

 

コルグの電子ピアノはコンパクト

コルグの電子ピアノは他メーカーのものに比べてコンパクトなものが多いです。

電子ピアノには
・据え置きタイプ
・キーボードタイプ
の2種類があり、
キーボードタイプはコルグと他メーカーで大きさに違いはほとんどありません。

コルグでコンパクトなのは据え置きタイプで、
「C1 Air」という機種は奥行きが24cmとなっています。

他メーカーの電子ピアノの据え置きタイプは奥行きが30cm以上のものがほとんどで、
中には50cmを超えるものもあります。

置き場所が無いので据え置きタイプを諦めてキーボードタイプにするといったケースもありますが、コルグなら置き場所に困ることがありません。

 

価格が安い

コルグの電子ピアノは他メーカーより「価格が安い」ことも特徴の1つです。

例えば大手メーカーであるヤマハだと、キーボードタイプで4~5万円台、
据え置きタイプは安いものでも7万円前後となっています。

コルグはキーボードタイプだと3万円台、据え置きタイプも4万円台から購入可能です。

余計な機能を付けずにピアノ演奏に特化することで価格が抑えられ、
高性能な電子ピアノが安く買えると評判になっています。

 

コルグの電子ピアノのラインナップ

コルグの電子ピアノにはいくつかシリーズがあり、
中でも生ピアノに近い本格的な演奏を楽しめるのが「Airシリーズ」です。

コルグのフラッグシップモデルでもある「G1B Air」は、
ドイツ・オーストリア・日本の世界的メーカーのピアノの音源が使い分けられます。

 

G1Bの廉価版が「C1 Air」で、音源がドイツと日本の2つに絞られていて
スピーカーの数も少ないですが奥行きがG1Bより5cmスリムになっています。

 

据え置きタイプでエントリーモデルとも言えるのが「Bシリーズ」です。

Bシリーズはデザインと機能がシンプルなので、
Airシリーズなど他の据え置きタイプよりも価格が安くなっています。

 

同じ据え置きタイプには多機能な「LPシリーズ」もあります。

ピアノ以外の音色が10~30種類用意されていて、リバーブやコーラスなどの
エフェクトが加えられ、MIDIキーボードとしても使用可能です。

 

「XEシリーズ」は700種類以上の音色が搭載されていて、
自動伴奏機能が付いているので一人でもアンサンブルが可能となっています。

 

キーボードタイプには、7cmの超薄型で鍵盤のタッチが軽めな「Liano」、
生ピアノに近い鍵盤タッチの「D1」、スピーカー性能が高い「SP-280」などがあります。

 

まとめ

コルグの電子ピアノはデザインや機能がシンプルになっているモデルが多く、
他メーカーより比較安く買えるのが大きな特徴です。

しかし音質は決して安っぽくなく本格的ですから、
初めて電子ピアノを購入する場合にはコルグがおすすめです。

 

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