コルグとローランドの電子ピアノを比較。どっちがいい?

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コルグとローランドの電子ピアノ、あなたの心を掴むのはどちらか比較してみた

電子ピアノの購入を考えているけど、
メーカーごとの違いが分からなくてどれを買うべきか迷っていませんか?

今回は電子ピアノの大手メーカーである「コルグ」と「ローランド」について
価格やラインナップなどを比較してみましょう。

 

コルグもローランドも日本メーカー

コルグもローランドも海外メーカーと勘違いされがちですが、
どちらもれっきとした日本の楽器メーカーです。

コルグは1963年に東京都世田谷区で創業、
現在は東京都稲城市に本社を置いています。

ローランドは1972年に大阪府大阪市で創業、
現在は本社を静岡県浜松市に移しています。

コルグは50年、ローランドは40年以上の歴史を持っており、
ともに創業当初から電子楽器の製造・販売を行っているのです。

 

いずれも電子楽器一筋のメーカー

ヤマハのように生ピアノの製造は行っていないため、
電子ピアノの品質についてはヤマハに一歩譲ると思われることもあります。

しかしどちらも電子楽器一筋で生楽器の音をデジタルで再現する技術には長けており、
電子ピアノの品質においてはヤマハにも引けを取りません。

コルグの方が10年ほど先輩ではあるものの、
電子ピアノのメーカーとしてはコルグとローランドでは甲乙つけがたいです。

 

コルグは日本で初めてシンセサイザーを作ったメーカー

コルグは日本で初めて国産シンセサイザーを作ったメーカーとしても有名で、
日本はもちろん世界的にも高い評価を受けています。

アメリカのグラミー賞を受賞したこともある世界的ミュージシャン坂本龍一さんは、
YMO時代からコルグのシンセサイザーを愛用していました。

世界の歌姫ビヨンセさんのレコーディングやツアーでも、
コルグのシンセサイザーが使われています。

日本でもお馴染みの世界的ピアニストであるリチャード・クレイダーマンさんは、
コルグの電子ピアノを使用しています。

シンセサイザーと電子ピアノには共通点も多く、シンセサイザー製作で蓄積された
ノウハウが電子ピアノ製作でも生かされているのです。

 

日本人アーティストに好まれるローランド

ローランドは、純電子方式の電子ピアノとしては初めて鍵盤のタッチで音の強弱を
表現することを可能としました。

国内外で権威ある賞を数々受賞しているプロピアニスト横山幸雄さんがローランドの
電子ピアノを使用しており、クラシックコンサートでも使われています。

スキマスイッチの常田真太郎さんやSEKAI NO OWARIのSaoriさんも
ローランドの電子ピアノを使用しています。

ローランドもコルグも世界的メーカーですが、
コルグは世界、ローランドは日本で好まれるといった感じです。

 

ラインナップはローランドが豊富

電子ピアノのラインナップはコルグよりもローランドの方が豊富です。

ローランドの公式サイトによると、
・グランドタイプ 4種類
・キャビネットタイプ 13種類
・キーボードタイプ 5種類
・ステージ用 2種類
の合計24種類のラインナップとなっています。

コルグはキャビネットタイプとキーボードタイプ合わせて13種類です。

自分に合った電子ピアノを見つけるには選択肢は多い方が良いので、
ローランドの方が自分に合ったものを見つけやすいです。

 

価格はコルグの方が安い

電子ピアノのラインナップはローランドの方が豊富ですが、
価格はコルグの方が安くなっています。

例えばキーボードタイプの電子ピアノがコルグだと最安で3万円台から購入できますが、
ローランドは最安でも5万円台となります。

キャビネットタイプは、
コルグが最安で5万円前後なのに対してローランドは7万円前後です。

コルグは安いだけでなく品質が高いですから、特に初めて電子ピアノを購入する
場合にはリーズナブルでコスパの高いコルグの方が良いかもしれません。

 

音質はローランドがやや上?

電子ピアノの音質はローランドがやや上という評価です。

ローランドもコルグもモデリング音源を採用しており、
弾き方によって音が変わる生ピアノの特徴を忠実に再現しています。

ローランドは世界三大ピアノである「スタンウェイ」「ベーゼンドルファー」「ベヒシュタイン」
などのピアノを元に電子ピアノの音を作り上げています。

広がりがありながらも伸びやかさを感じるローランドに対して、
コルグはクリアでキレイな音質ではあるものの少し軽く感じられる場合があります。

好みの問題ではありますが、
単純に音質を比較するとローランドがやや上という印象を受ける人もいます。

 

鍵盤が生ピアノに近いのはローランド

電子ピアノの鍵盤が生ピアノに近いのはローランドです。

ローランドの鍵盤は樹脂と木材を独自技術で組み合わせて作られており、
質感や重みが生ピアノにかなり近くなっています。

コルグの鍵盤は樹脂製で、連打性は高いものの質感がツルツルしているので、
長時間演奏して汗をかくと滑りやすく感じます。

電子ピアノに慣れているならコルグの鍵盤に違和感は無いですが、
生ピアノに慣れているならローランドの方が弾きやすく感じるはずです。

 

まとめ

電子ピアノの大手メーカーコルグとローランドを比較しましたが、
今回の比較ではローランドがやや上という結果になりました。

ただ電子ピアノは実際に触ってみないと自分に合っているか判断できませんから、
楽器店などで試し弾きしてコルグかローランドか検討してみてください。

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