Cubase対応MIDIキーボードのおすすめ。どれがいい？
Cubaseを使えばマウスとキーボードで音楽が作れますが、
より本格的な音楽制作をするなら「MIDIキーボード」は欠かせません。
そこで、MIDIキーボードの選び方のポイントや
Cubaseで使うのにおすすめのMIDIキーボードについて詳しく見ていきましょう。
MIDIキーボードの選び方のポイント
MIDIキーボードには色々な種類があり、
選び方を間違えるとかえってCubaseが使いにくくなってしまいます。
買ってから「失敗した」と後悔しないように、
MIDIキーボードの選び方のポイントをいくつか紹介します。
鍵盤数
1つ目のポイントは「鍵盤数」です。
一般的に演奏に使うキーボードの鍵盤数は88鍵ですが、
MIDIキーボードには25・32・37・49・61・88などの鍵盤数のものがあります。
ピアノやキーボードのように演奏して音楽を作るのであれば、
61鍵や88鍵を選びましょう。
鍵盤数が多いものはスペースを取りますが、
両手で弾きやすいのでより本格的な音楽制作が可能です。
実際には演奏せずに単音入力や音の確認でキーボードを使うだけなら、
25鍵や32鍵のコンパクトなMIDIキーボードがおすすめです。
省スペースと弾きやすさの両方を求めるのであれば、
間の37鍵や49鍵という選択肢もあります。
接続方法
Cubaseを使うパソコンとの接続方法も、
MIDIキーボードを選ぶ上では重要なポイントとなります。
MIDIキーボードの接続方法は「USB接続」と「Bluetooth接続」の2種類です。
ケーブルでパソコンとMIDIキーボードを繋ぐUSB接続は、
MIDIキーボードの電源不要で長時間作業が可能です。
またキーボードの鍵盤のタッチがCubaseに反映されるのに遅延がほとんど無く、
ストレス無く音楽制作ができます。
無線で繋ぐBluetooth接続だと、
ケーブルの長さを気にしなくて良いので作業場所を選びません。
USB接続だとパソコン以外のデバイスとの接続が難しくなりますが、
Bluetooth接続ならスマホやタブレットとも簡単に接続できます。
ただBluetooth接続は僅かに遅延が発生するので、
人によっては音楽制作で大きなストレスを感じる恐れがあります。
打鍵感
鍵盤をタッチした時の感覚いわゆる「打鍵感」も、
MIDIキーボードを選ぶ際のポイントです。
一般的にMIDIキーボードの打鍵感には
・ライトウェイト
・セミウェイト
・フルウェイト（ピアノタッチ）
の3種類があります。
単音入力や音の確認だけならライトウェイトで問題ないですし、
実際に演奏して音楽を作るならフルウェイトの方が弾きやすいです。
実際に触ってみないことには自分に合った打鍵感は分かりませんから、
店舗などで実際に触ってみることをおすすめします。
機能
MIDIキーボードには、音量調節のフェーダー、ドラム系の音を入れるパッド、
録音、一時停止などの機能が付いているものがあります。
これらの機能は別売りの機器を接続することで追加することも可能ですから、
必ずしも多機能なものが良いわけではありません。
多機能なものほど価格も高く、機能を使いこなせないともったいないです。
MIDIキーボード自体の扱いに慣れるまでは、
機能を絞ったシンプルなものを選ぶ方が良いかもしれません。
CubaseにおすすめのMIDIキーボード
先に紹介したポイントだけで最適なMIDIキーボードを見つけるのは難しいので、
CubaseにおすすめのMIDIキーボードをいくつか紹介します。
LaunchKey MK3
Cubaseで音楽制作するのにMIDIキーボードを使うなら、
絶対おすすめなのが「LaunchKey MK3」です。
Cubaseに最適化されたMIDIキーボードと言っても良いぐらいで、
パソコンに接続するだけでセットアップ不要でCubaseが使えます。
25・37・49・61・88と鍵盤数の選択肢も多いですし、
88鍵モデルで5万円台と比較的リーズナブルなのもプラスポイントです。
ARTURIA KeyLab Essential mk3
Cubaseで音楽制作するなら「ARTURIA KeyLab Essential mk3」もおすすめです。
CubaseのカスタムDAWスクリプトが標準装備されていますから
パソコンに接続するだけ、設定不要でCubaseが使えます。
鍵盤数の選択肢が49・61・88で、
コンパクトなMIDIキーボードが欲しい人には向かないのが少しマイナスです。
49鍵と61鍵は3万円台、88鍵は5万円台で購入できます。
Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32
コンパクトなMIDIキーボードが欲しいなら「Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32」がおすすめです。
32鍵のMIDIキーボードで、
コンパクトですが音楽制作に必要な機能は全て揃っています。
何と言っても価格が安く、1万円台で購入できるの大きな魅力です。
ただ先の2つのように接続するだけでは使えず、
Cubaseの初期設定が必要な点だけが少しマイナスです。
まとめ
MIDIキーボードの選び方のポイントとCubaseにおすすめのMIDIキーボードを
いくつか紹介しました。
紹介した以外にもCubaseで使いやすいMIDIキーボードはあります。
オンラインストアだけでなく店舗にも足を運んで、
色んなMIDIキーボードを触って自分に合ったものを探してください。